遺贈寄付について

最近「遺贈寄付をしたい」という相談を立て続けにいただきました。
「法定相続とは違う形で財産を分与したい」「死後も自分の信条に沿って社会貢献したい」など、自分の想いを形として残せる手段として有効な遺贈寄付。
今回はその方法や、メリット・デメリットについて取り上げたいと思います。

遺贈寄付とは?

遺贈寄付とは、亡くなった方(被相続人)が遺言で、自分の財産の一部または全部を公益団体・NPO・学校・自治体などに寄付することを指します。
死後の意思表示として遺言を残すことで、法定相続とは違った遺産分配が可能になるのです。

遺贈寄付のメリット

遺贈寄付のメリットとしては「社会貢献ができる」「自分の想いを形として残せる」「相続人がいない場合の財産の有効活用」などがあります。

遺贈寄付のデメリット

「遺言内容に不備があると無効になる可能性」「寄付先を受け付けていない団体もある」などが挙げられます。私が相談を受けたケースでは、自分がお世話になった施設に寄付を希望されている方がいましたが、調べてみると、その施設では寄付を受け付けていないということがありました。このような場合だと、せっかく有効な遺言を残しても希望が成就されないこともあるので、注意が必要です。

まとめ

自分の死後、大切な財産を自分の望むように役立ててほしいと思う方は多いのではないでしょうか?
遺言は死後にできる唯一の意思表示です。気持ちはあるけど、書き方や寄付先の選定等など分からないという場合はぜひ一度当事務所へご相談下さい。

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